Gabby Pahinui Hawaiian Band Vol 2

これまた久しぶりにアルバムのご紹介。

ハワイアンのミュージシャンの巨匠、ギャビー・パヒヌイです。去年から彼のアルバムが紙ジャケシリーズで復刻してます。その中でもライクーダーが参加している『Gabby Pahinui Hawaiian Band Vol 1』とこのVol 2は名盤といえるでしょう。

ギャビー氏のことについては詳しく書かれている方もいらっしゃるようなので、あえて省略しますが、この人は晩年の70年代が一番ノッていた時期のようで、それは音からも感じることができます。このVol 1、Vol 2は同じ時期に録られ、Vol 2の方ではVol 1に入らなかったテイクに、アメリカ本土で録った数曲をたしたもの。しかしながら、統一感はすごいものがあります。

自分としてはこの2枚のアルバムから音楽としてのハワイアン、音の響きにおおいに感銘を受けたと言っても過言ではなく、文句なしにお薦めしたいアルバムです。
正直言って、最近のハワイアン・スラックキーギターというと、静かなバラード的な楽曲、アレンジが多いような気がして(わかる人にはわかるよね?)…。それはそれで良いのですがね(^^;。

そのあたりと比較すると、このアルバムで聴くことができる音、ギター、楽曲…どれも素直でかつピリッと小技が入っているゆったりとした響き。いいんですわ、これが!

 


“The Gabby Pahinui Hawaiian Band, Vol. 2” (Gabby Pahinui)

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