不謹慎かもしれないが
自分も来年になると、他界した親父と同じ歳になる。
だからなんとなく人の最期というものが、以前より少し深いところで考えることが多くなった。
自分の知っている芸能人やミュージシャンたちの訃報を聞くことも多くなり、最期を意識することで残った人生のプロセスをいかに有意義に過ごすか。
もちろん若い頃はほとんど意識していなかった人生の最後。それが少し現実的になってきたということ。
今日、あのピアノのCMでしか最近は見ることのなかった財津一郎さんが亡くなったとか。
あのCM、うちの家族の間でもよく話題になっていた。
「財津さんは今どのくらい歳をとったんだろう?」
「あの後ろで踊っているお姉さんたちも、今は…」
なんてことを。
偶然だがあのCMも8月で終わっていたとか。ただ今まであのCMが好きだった視聴者、社長さん、財津さん自身も感謝していたとか。
なんていうタイミング。なんか人生をすごく綺麗に終わっていった。
不謹慎かもしれないが、羨ましくも思う。
財津さんの声が聞こえるな。
「そのとぉ〜り!」