その時間を思い出す
そろそろお正月の三が日も終わり、お正月休みもエンディングが近づいてきました。
ニュースでもご存知の通り、有楽町の火災による新幹線の大幅な乱れ。これから普通の生活に戻るために、帰ろうとしている人にとってはとんでもないエンディングでした。
その分、このお正月というのは都会にとって一番人が少なくなる時期。
数年前、おそらく何か用事があってでしょう、元旦の昼頃に池袋の街を歩いていたことがありました。
その時の車の少なさに、ある種の感動があった記憶があります。
いつも人や車がいっぱいの東京。
ほんの一時でも、あるはずのものがない。
ゴーストタウン的なものがあって。
変なものでそういう光景、寂しくもありながらも嫌いではないんです、私。
自分一人と街とが、一対一になったような。
うーん、うまく言えないな。
もちろん実際にゴーストタウンになって欲しいわけではありません。
一瞬だから、あれ?と気がつくものがあるんです。
今日も夜に池袋の街をブラブラしながら、その時のことを思い出していました。