楽しみ方の違い

どの世界でも玄人、素人が存在するものです。一般的にいうと、プロとアマみたいな感じになるんですかね。

そこまではっきりしていなくても、例えば習い事や芸事。スポーツでもだんだん巧くなってくると、それなりに箔がつくというか、「やってそうな」風格みたいなものが出てくるもの。

最初は興味を持って、楽しみたいということが一番。
一人で誰とも関わらずにやっているぶんには、ひたすらやりたいことをやるだけなんでしょう。

でも、そこに人との関わりが出てくると、問題が出てくることがあったりします。

上のグレードになればなるほど、決まり事や約束事を重視する傾向が多かれ少なかれ出てくるように思います。

なんでこういうことになるんでしょうかね?

自分なりに考えてみたんですが、それはおそらく「自分の流儀」というものがあるからなんじゃないかと思います。だんだん習得していく過程の中で、自分の流儀が出来上がっていくわけです。

それに「昔の人はこうやっていた」という話が出てくると、さらにその流儀が出来上がっていく…。そんな流れなんじゃないかな。

当然、流儀に反することをやる人は、いやーな目で見られる。

これはふつうの社会の中でもあることですね。常識を持つということですから。

ただし、本来楽しみたいからと始めたのに…という声もあります。
ただ楽器を、踊りをやりたかった。そういう雰囲気を味わいたかった。
余計に思える決まり事なんかには関わりたくない…。

うーん、これもこれでわかる。それがなかったらたぶん僕も楽器をやったりはしなかっただろうな。
それでも今よりも高いレベルを目指そうと思うと、必要な決まり事や常識というのも出てくる。

そう、つまりそういう「決まり事・常識」っていうのは、必要だからなんですね。それがまだそのレベルになっていないうちは必要ないものだからなんでしょう。

そんな決まり事を覚えたくて、習う人はいません。一番の目的ではない。

はー、なんかちょっと頭の整理ができた(笑)。
まあ、やりたいことがある一定のレベル以上になると、必要性がでるから決まり事にのっとってやるだけなんですね。

一番悪いのは必要性がないのにある決まり事。
そういうのは無視ですな(^ ^)。

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