もうひとつのリズム
前回、生活のリズムについて少し思っていることを書いたのですが、本来の音楽としてのリズムというのも、やはり色々なタイプがあるような気がします。
ただこれは言葉ではちょっと表現しづらいんじゃないかな。
というのも、場面によっていいか悪いかが違ってくることがあると思うからです。
あるやり方ですべてをやろうとすると、何処かの場面で無理が生じる。
というか、突き詰めれば「つまらなさ」になってしまうのかも。
この何十年かの間に、機械の発信するリズムに、曲をつけて音楽にするやり方が、珍しいものではなくなってきました。テクノが流行った頃は、その一見無機質に聴こえる流れの音楽が珍しく聴こえたわけですが、それでもあのYMOはなぜかちゃんとドラムがありました。
そして、ちゃんとした楽曲があった。
やっぱりリズムは人間が作るからおもしろくあり、そのリズムと楽曲があって、素晴らしい作品、演奏が成り立つものなんでしょう。
これは人によって意見が分かれることでしょうけど、特にライブの場面では機械が作るビートは使いたくありません。これを使ってしまったら「ライブ」の意味合いがなくなってしまうし、自分もつまらない。
バンドのメンバーが足りない時など、とても便利な相棒になってくれることでしょう。でも、ライブはライブであってほしい。
音楽続ければ続けるほど、リズムが占める割合が大きく感じています。