80年という時間

昼過ぎからの雨、そして空。

一気に梅雨入りしたかのような雰囲気の一日でした。
こんな日が続くと気持ちもちょっとねぇ。

来週は雨続きになりそうなのは、ちょっと嫌ですね。
今は初夏の気持ちの良い時期のはず。そんなお天気が続いて欲しいけど。

今日が雨になると聞いてたので、昨日ちょっと家族でお出かけ。
どこへ行ったかというと…。

相方のお義母さんが幼少期にほんの4ヶ月ほど過ごしたという、遠い親類の家を見てこよう!となりました。

お義母さんは今年84歳。
去年の秋にお義父さんが亡くなり、それから約半年近くはあれこれ整理や手続きに追われている中、戸籍謄本やらを扱う際に、この昔の住所が出て来たのです。

この場所が今いるところから40分ほどの田舎。

もう84ですからね、今のうちに見せてやりたいと思って、それ以外は特に用事もないけど行って来たわけです。

ただもう80年近くも前の景色を憶えているだけの話。
様変わりしていても不思議じゃない。

それがね、田舎のいいところ。
それほど開発もされてなく、近くまで行くと程なく見つかりました(^O^)。

これはそのご近所です

表札も同じ苗字なので、遠い親戚の孫の世代がいるのかも知れません。
でもこれだけ時間が経って付き合いもなければほぼ他人。

特に声をかけるでもなく、その家と近くを確認するだけでした。

それでも80年ですよ。戦後直後の頃。

そのころの家と人間がいるってこと。何か特別な気がしました。
詳しくは聞いてないけど、お義母さんも一人で親族に学校の一学期だけ過ごしたそう。

そしてお義母さんのお父さんは戦争で海の彼方で戦死だったそうです。

戦後の混乱する中での出来事だったのかも知れません。

この80年は戦後に平和になった日本の時間。
変わらずこれからも続いてほしいな。

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