まだ早いぞ

2020年という一年は、どちらかと言えば悪い意味で衝撃的なことが続いていて。これは人によってポイントは違うとは思うけど、総じてそう感じているんじゃないかな。

先日、ルイズルイス加部氏の訃報を聞いたばかり。

一人心の中で軽いショックを受けていたところ、今日もまた。

何度も書いていることだが、彼のギターには独特の暴力性がある。怒りや絶望を根拠にする暴力性ではなく、無根拠な暴力性、それが僕にとってのエディ・ヴァン・ヘイレンだった。誤解を招く言い方かもしれないが、その無根拠なところが痛快だった。かけがえのない才能が失われてしまった。悲しい。

ご冥福をお祈りします。

エディ・ヴァン・ヘイレン、亡くなる

楽曲の好き嫌いは置いといて、やっぱり彼はロックギタリストだった。

僕はちょうどギターを始めた頃に彼らがデビュー。あのデビュー盤はやっぱり衝撃だった。訳わからないけどぶっ飛んでいた(笑)。だからこの「無根拠な暴力性」って言葉、まさにそれだと思います。

彼のあのライトハンドと言われた奏法。
多分それ以前にもやっていた人はいたけど、あそこまで派手にインパクトがあるのは彼だけだった。

その後、ああいう弾き方がヘビメタギタリストとか王道のように使っている人が星の数ほどいたけど、あのぶっ飛び方を超える人はいなかったんじゃないかと思う。奏法だけじゃなくあの音が凄かったもんなぁ。

やっぱりレジェンドでしょう。ロックでしょう。
せめてもう少し長生きしてツアーやって欲しかった。

ご冥福をお祈りします。

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