音楽の意識って
久しぶりにハワイアンのこと…ってより、音楽のこと。ずうずうしくもちょっと語っちゃいます。
ハワイアンを自分でやりだして、色々ユニットだの、フラのバックだのやっていく中で、いろんな人と一緒に音を出す機会がありました。
これ自体はとても刺激になるし、楽しいことが多いわけです。
例えばハワイアンの楽曲をやろうとなった場合、たいがいはオリジナルよりもカバー曲から入ると思います。そこで、なにかの音源を聴くことになるのですが、ここが問題。
なぜなら、コピーに走ってしまう人が多いのに、ちょっと面食らってしまうんです。もちろん、楽器演奏がうまくなるための過程であればそれも良いのはわかっています。
これが音楽のライブとしてやる場合、しかもお金を取ってやるとなると…。
ここからはさらに個人的な考えも入ります。
こういう場合、自分としては単純にコピー、もしくはコピー崩れのような演奏であれば、CD流すのとどちらが良いだろう?
やはり自分たち演奏者、ミュージシャンなりのアレンジなり音を考えて、それを料理したものを聴かせなければ。たとえカバーでも。
もちろん、曲をいじりまくればいいか、といえばそうでもなく、その人らしさが出るような自分の音というのを、カバー曲にバランスよくミックスすることを心がけていることが、人前でやる最低条件のような気がするのです。
どうも、音源もらってコピーできたら、はい完成! みたいな感じが多いような気がするんですよ。
また、技術的にこんなのできないから、できることしかやりません、というのもどうかと。必死でモノにしてくださいよー、と思う場面もあるにはあります(^^;。そこで止まったら進めないんだからさ。すぐにできなくともなんとかしようと思わなければ、ずっとできないんですよね、こういうことは。
自分がお客として聴いた場合を想像すればわかりますよね? 見事な歌や演奏、美しい楽曲。それが変な力みが無く聴こえたら、その場の雰囲気も和むというもの。それはなにより、自分が一番楽になる事でもあるわけで。
結局はカバーであっても自分らしさを意識したアレンジ、演奏を考えることは、凄く大事だ。ということを言いたかったんだな、俺は(笑)。ここまで書いてまとまった。
ま、そういうことです。(自分自身にとってもね)