試してみよう

先日、偶然観ていたTVに椎名林檎が出ていました。
元々小さい頃から洋楽中心に聴いてきた僕には、全然興味のある人ではないのですけど^^;、もう10年くらい前かな、巷ではけっこう林檎になりたいボーカル志望の女の子が多かった記憶があります。

ずいぶんその時のイメージと違うなぁ、なんて途中でTV消したんですけど（笑）。どうもその後で「もうCDはダメでしょ」みたいな発言があってネットでも賛否いろいろあるみたいです。

この論議は今に始まった事ではないけど、いつも数字を追いかけている業界人は切実な問題なんでしょう。

僕自身も今のところ直接の影響はないものの、やはり気になります。

思い返してみれば、大昔レコードというものが出現して、シングル盤からLP盤（アルバム）が主体になった時代もあり、CDが出現し…。もう30年経ったわけですね、早いもんだ。

現在はすでにネット配信が主役になりつつある…と思いきや、ライブの場所で生演奏とともに現場販売に力を入れたほうがいい、なんて意見もあり。

僕やもしくはもっと歳上の方々は、アルバムといわれたLPレコードの存在に思い出や愛着がある人も多いと思います。

しかし、今後の音楽を取り巻く環境、世界は変わっていくんでしょう。こればかりは個人の思い入れでは止めることもできません。音楽を創る人、リスナーの方。そして音響メーカーなど、それぞれの立場で考えも違うでしょうし。

個人的にはアルバムに思いもあるものの、ネット配信などの便利さも味わっている一人でもあります。

そういうやりかたが分散して、またなにかでまとまって、そしてまた分解して。

でも、音楽を創る、演奏する人間にとっては一つのやり方に縛られない。キャッチコピーで売るんでなくて、音楽そのものでやっていくであろう世界にワクワク感を感じています。

みんないろいろ試してやってみましょうよ(^^)