懐メロはその人のためのもの
懐メロ。
ありますよねぇ、自分にとっての懐かしい思い出の曲。
子供の頃は『懐メロ』という言葉を聞くと、ジジババの懐古的なしょーもないもんだ!俺は洋楽聴くんだ!
なんて思いながら、ビートルズを聴いていたものでした。
ああ、これ俺の懐メロだ。
俺もジジィか(笑)。
今日、久しぶりにビートルズのAbbey Roadを聴いています。
このアルバム、当然アナログレコードのA面・B面をそれぞれ一回づつ味わうように聴いていました。
今は、デジタルファイルになったものを聴いているわけで、いくらでも曲順入れ替えたりできますが、こういう『アルバム』という呼ばれていたモノは、オリジナルの曲順で聴きたい。
昔、かじりついて聴いていた小学六年生の自分が、その時の背景が、ぽっと浮かんできます。
そして、曲がりなりにも長いこと音楽やってきた耳で聴くと、昔は聴こえなかった音がありました。
懐メロってのは、その世代、その人のためのもの。
今までも、これからの人も。
なんか、ありがたいな。