なくなるもの

新潟から戻ってまいりました。今回は初めて通る各駅停車の旅を楽しみました。

そんなことがあってか、あるニュースの記事が目に止まりました。
『3月16日のダイヤ改正で、車内販売が消える』というもの。

時の流れと言ってしまえば、話は終わってしまうのですけど、今まで働いてきた人たちはどうなるんでしょうね。たかが車内販売とはいえ、お客様と直接対応する仕事。ましては移動している狭い車中で動き回るだけでも、なかなか体力がいることが想像できます。

その仕事には、ある意味職人的なものがあったんじゃないかと。

その時の状況によって、合理化するのは止むを得ないけど、せめてがんばった人たちに何かしらいい待遇を考えてほしいものです。自分たちのがんばってきた仕事が消え失せるわけですから。

そうそう、新潟のワークショップの会場に向かう際に、迎えの車の中でもこんな話を聞きました。

今年の新潟市内は例年になく雪が少なくて、雪かき業者が大変だったとのこと。

普通なら雪が降った日の朝までに、市から委託された業者が雪かき車を使って作業するらしいのです。その作業をする人は建設業などの人が多く、冬場は通常の仕事が少なくなる代わりにの穴埋めになっていたそうです。

それが自然現象とはいえ、ほとんど出番がなくなり、知り合いの人は会社をたたんでしまったそうです。

過去、どれだけ経験を積んできて、それが財産のように思えていても、その時の状況によって全く価値のないものになることがある。

そんな現実を感じました。

まあ、生きるためには凹んでばかりもいられないんですけどね。
その時そのときで知恵を絞って、みんながんばりましょう!

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