痕跡

先週はお盆だったが、我が家に帰ってくると言われる期間、子どもたちが帰ってきたもんだからそりゃうるさい(笑)お盆といえばそんな感じです。

我が家は人間も、そして先代の犬たちも同じように想い出して、話をしたり。

子どもたちも帰り、しばらくすると小学6年のお兄ちゃんが

「じいじの絵の画像を送ってほしい」

一昨年亡くなった相方のお義父さん。
自分でなんでも直し、作ることが大好き。そして畑でトマトを大量に作ったり、何か人に喜ばれようと頑張る人でもあったかな。

昔の話でよく聞くのが、自分で船を造ったというもの。

亡くなった時に本当に写真を見せてもらった。
よくこんなの造ったもんだ。机とか作るレベルじゃない。

実際これで海を渡って島に行ったことも何度もあるらしい。そういや4年くらい前だったか、大好きな麦焼酎飲みながら「もう一度、船を造ってみたいな」と言っていた。

それは叶わなかったが、その写真とともにさらに少し驚いたのが、絵を描いていたこと。

昔なんだろうけど、絵を描いた話は聞いたことがなかったが、その絵も出てきて。被写体になっているのがその自作の船。

コツコツ作るのが大好きだったんだろう。

今は額縁に入れて玄関に飾ってある。よーくみると船に「はわい」と書いてあるのがウケる(笑)。

この絵の画像を撮って、お兄衣ちゃんに送ってやった。

生きた痕跡が残ってるな。

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