思春期
僕のところに習いに来ている生徒さんの中には、思春期のお子さんがいる人が何人かいます。
レッスンをしている合間に、ご自分の子供の近況を話したりしてくれることもよくあること。
不思議なことに皆さん何かしら子供の扱いや将来のことなどで悩んでいらっしゃるようで。
そんな時はウクレレの先生というより、カウンセラーの人になってしまっていて(笑)。
今は世の中『多少性』というものが重視されるようになってきてますよね。
お子さんが学校に行きたくない!という言葉にご両親はそれぞれ違う考えがあるようで、それが確率的に多いことを感じてます。
お父さんは「行きたくなければ行かなくてもいい。ただし自分の責任で」
お母さんは「やっぱり後々のことを考えて行った方がいい」
う〜ん、どちらも正論なんですよね。なにしろ未来のことを考えるわけだから。
そしてその答えがわかるのは大人になってから。
特にお母さんの言い分には、失敗をなるべくしないようにさせたいという親心がある。
今時の多様性という見方では、逆に今から自主性や責任を教える。これも怖いけど親心。
でもお母さんも、半分は自分のわがままでもあると認識しているようです。
僕のような無責任なカウンセラーは(笑)、とりあえず親があまり感情的にならないように、それぞれの言い分を言い続けても良いのでは?と言いました。
そこから自分で選ぶことをさせたら良いのかも?なんて。
僕も正直わかりません。自分自身も「たられば」で違う方向があったとしても、結局今の僕になったんじゃないかと思えるから。
一番良いのは子どもが自分で選んだ道で大成する。これでしょうね。
結局僕ができることはそんな心配する親御さんに、たまにウクレレの音で癒されるようにサポートするくらいなんですな(笑)。