土地柄
つい数週間前にもちょっとライブをやった、和歌山にて再びライブをしてきました。
今回もいわゆる沖縄系とでも言いますか、三線を使ったサウンドの中に、なぜか僕のハワイアン系のウクレレを混ぜてもらった形。
もともとイベント自体が沖縄音楽を出す予定のものだったのです。それがたまたま知り合った方から、ぜひ一緒にやりましょうということになり、ありがたくも参加となりました。
場所は和歌山市内のネッツトヨタ大浦店。
そう、あのトヨタです。本来なら展示する車がおいてあるスペースを使ってのステージ。お店側としても、ここで音楽のイベントをするのは初めてだそうで、どうなるやら…。
演奏自体は3ステージの構成。結果としてそれぞれの時間、お客さんも入れ替わったので、ほぼ同じ演目を3回やるかたちです。そのおかげで1回めはちょっと様子見的な感じでして、2回目から調子が出てきたかな。
印象的だったのは、やはりお客さん。
和歌山の人、大阪から来た人。
それぞれがはっきりわかるくらい、違うのです。関西の方はちょっと車で走ると言葉も性格もかなり違うのと同様、こういう音楽の聴き方や好みなども、違うなぁ。
少なくとも都内とは明らかに違う。東京はいわゆるごった煮状態。でもなんでもアリな感じです。
でもこちらの人は、ある程度好きな傾向があるみたいですね。土地柄といえばそれまでかもしれませんが、1ステージでその違いを感じたので、2ステージからは曲を入れ替えたところ、なんとなく良い感じになりました。
お客さんの反応の仕方も、これまた土地柄が出るなぁ。ある意味おもしろくもありました。
こうやって僕も音楽を通じて、土地柄を少し理解できた気がします。