思い出した、暖かいこと

四国の松山に来ました。
実は今まで四国に足を踏み入れたのは一度だけ。それもおそらく20年くらい前だったかなぁ。しかもしかも、仕事で限られた時間の中での滞在だったので、記憶が曖昧にしかありません。

それだけにワクワクです。

途中、新居浜近辺を通りかかったときに、昔の記憶がスッと出てきました。
その仕事で来たときと言いましたが、僕の唯一ネクタイをしめていた珍しい時期。

クライアントの場所に行くために、駅前のベンチに座ってバスを待っていました。バスが来た!と少し慌てて立ち上がろうとした時に、ベンチから飛び出ていた釘にズボンが引っかかり、ビリッと破れてしまいました。

とりあえず恥ずかしいのを我慢して、クライアント近くのバス停で降りたものの、これではお客に会えません。困っていたところ、目の前に昔よくあった学生の制服とかを扱っている店。藁をもすがる思いで、訳を話すと、似たようなものがあり、即購入。裾上げをしている間、お茶を出してもらって世間話をしてました。すると裾上げしてもらっているモノは本来売ってるものではなく、自分のために買ったものとのこと。

ああ、それで奥に入ってガサゴソやってたのね。それでもその時の自分には有り難いことには間違いありません。最後にクライアントの場所まで案内してくれました…。

何十年ぶりにそんな思い出が。街もずいぶん変わったとは思うけど、あのおじさんお元気かなぁ。

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