違うものは違うのだ

年の瀬、忘年会…と飲んだ後にはそのままカラオケ。一般的な楽しみ方ですな(笑)。

ところでこのカラオケ、よく昔はロックをやってるから…じゃあディープパープルの曲ね! なんて勝手に入れられまいったことが何度も。だれがあんな演奏で歌う気になるかいっ! いやいや、そもそもがカラオケとかの環境でやる音楽ではない事を、理解してくれないんですな。

だから「ガッチャマン」でいいって(笑)。
それに俺はZEPの方が好きだし(わからん人、ごめんなさい)。

ただ最近は自分で音源を作ってそれをベースにカラオケ状態で「ライブ」をやる人がいます。色々な事情があるのかもしれませんが、あえて言わせていただきます。

ライブとカラオケは「別物」です。

逆の考えでいえば、「だったらボーカルも音源に入れて流せば?」ってことになる。歌う人は演技していればいい。最近はあの「エアギター」なんていうのもネタになりますからね。そういう世界の楽しみとして。半端はいけませんよね。

昔のロックバンドがTVに出ると、口パクでやらされて、二度とやるかいっ!とかいう話がいくつもありますね。それが今は自分からそれをわざわざ作ってやる…。なにを考えてるんだかなぁ。

結局その結果、変に経験が増える反面、音楽をやる人間として、ある感覚が著しく欠落した状態になっていると思われるのです。この「ある感覚」とは一言では言えないですが、ライブなり音楽をやる上では欠かせないスパイス。また楽しさでもあります。

だから、これは一ギター弾きからの願い。

音楽は人が奏でるものだということを無視して、形だけ取り繕うのはやめようよ。つまんなくなっちゃうよ。下手でも本当の自分でやらないとライブにはならないじゃん。

かつての大物演歌歌手…美空ひばりなんかも最初はお父さんのギターに合わせて歌っていたみたいだし。だからあれだけ色々なジャンルに対応できたんだと、僕は思いますよ。

でも、最後は本人のこだわりってことになるか…。

違うものは違うのだ” に対して0件のコメントがあります。

  1. あんじゅな より:

    いとがっちさん、おはようございます

    よ〜くわかります。
    同感です。

    友人にアニソンカラオケユニットをやってる人がしましてね。
    オケライブやって身内でどーんと盛り上がるわけですよ(^^;

    自分で曲を作ったり、楽器のアレンジを考える人間からすると、君ら何やってるの?という感じなのですが、彼らはそれが楽しいみたいです。で、我々みたいに自作で歌を歌う人間より集客力があったりすることもありで、なんというかかなり出来上がった世界みたいですね。

    秋葉原、アニメ系のいわゆるオタク文化はもしかするとロックやポップミュージックを大きく変えてきているのかもしれません。俺にはわからないけどヽ(´ー`)ノ

    どうもけんかをするつもりはなかったですがその友人たちとは疎遠になっちゃいました(^^;。。。

    だもんで自分がカラオケやるなら確かにパープルよりは歌謡ロックくらいにしますかね〜^^。

  2. Gatch より:

    そう、結局身内で…つまり普通のカラオケじゃないっすか(笑)!

    音源作ればいつでもミスのない、全く同じの演奏を機械がしてくれるわけだから。

    つまり、「カラオケノリ」でやっているわけですから、それはそれで楽しいんでしょうね。

    ただ、それはライブではなく「公開」しているカラオケってこと…なんでしょう、おそらく。

    まあいい歳こいたジジィの戯言みたいですが、今後も「なんじゃ、こりゃ」ということが、もっと出てくるんでしょう。

    今カラオケライブをやっている世代の人も嘆くような(汗)

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