ワンパターン?
ようやく週末になり、ギターに触れる…。このところ人の顔を見ると飲みに誘う輩が多くて(笑)。まあ普通でもそれなりに遅いので、多少時間があっても眠かったりで、集中して弾く時間はいまのところ週末ばかり。やはりリラックスして弾くと、おもしろいものが出てくるんですねぇ。
以前からブルース(もどき)やらソウル(もどき)、それにロックなどやってきて、それに加えてハワイアン。特にハワイアンとかブルースは、いわゆる「枕詞」ともいえるワンパターンのフレーズ、進行があります。良く耳にするのは「ワンパターンで飽きない?」とかいう質問。
正直に言うと、飽きる時は飽きます(笑)。
でも、それは集中していないとき。元が単純なだけに、そのワンパターンをいかにおもしろくしようかと、いつも試行錯誤していなければ、すぐ飽きます。逆になにかしら言葉にできないような「なにか」がある演奏や楽曲は、なにげに聴けてしまうと自分では感じています。
もっとも、上述のような質問をする人って、たいがい他のジャンルの人なことが多いです。で、その人の楽曲を見るとそれもワンパターンだったり(笑)。
ワンパターンというのは、考えようによっては「安心感」みたいなものかもしれないですね。実際予想もつかない、同じパターンが感じられない曲(実際あんまりないけど)や演奏って、逆に疲れるものなのではないでしょうか? ある程度予想できる範囲でおもしろいことが展開するから、引き込まれる…。
理屈では新しい曲を聴きたい、やりたいと考えてもそのほとんどは、なにかしら「ワンパターン」が含まれてますねぇ。いいじゃん、ワンパターン!
逆にワンパターンじゃない楽曲って…フリーなジャズ…シンフォニック…。
いや、きっとどこかに隠れてますよ、ワンパターンが。
しょせん人間のやることだもん。