成毛滋さん安らかに
先日、Gibsonのアンプの事を調べている時に、偶然知ってしまった…。
昨今は訃報ばかり・・・。偶然に成毛の死去を知った。友人に電話で確かめてみたら、既に知っているとのこと。かつてグレコのギターを抱えて夢を見たロック少年たちは、今や中年に差し掛かってブログで彼を偲んでいる。彼は、もっと不器用だったら良かったのかなあ。
そうだったのか…。つい先日ではなく、今年の3月に亡くなっていたそうで。
上記の「ロック少年」とはまさに自分。初めて買ったエレキもグレコでした。そしてその当時友達でエレキを弾いているやつはまだ誰もいなかったので、エレキの音の出し方、特にアンプのセッティングに関しては衝撃的なものがありました。それは下のリンクでもある、当時のグレコを買うとおまけで付いてきた、カセットテープと教則本。
「…で、アンプのボリュームは10にします…」
ってな、ことを言っておりました。今ならその意味はわかるけど、いきなりフルボリュームにしましょう、とか言われても「壊れるんじゃないか?」と心配する人も多かったと思います(笑)。
そこで成毛は音色の使い分けだけではなく、ピッキングや色々な奏法、コード理論なども説明した教則カセットを作り、鈴木氏はこれをギターのおまけに付けると同時に、単体でも発売した。
当時の日本では古いジャズやカントリーの奏法を説明した教則本はあったもののロックギターの奏法を説明したものは一切無く、この教則カセットも爆発的に売れた。
後にプロとして活躍したギタリストには、「初めはグレコのおまけのカセットでギターの弾き方を覚えた」と言う人が大勢いる。
でも、あのテープのおかげで、後のアンプの音作りには多いに貢献しました。やっぱりロックはこれ!
ロックギター少年がそのまま大人になったような方だったのかな。
プロのようで、アマチュアともいえないような不思議な立場だったようですね、いわゆるプロという世界から一線をひいていたようですが、10年くらい前だったか、ラジオ番組でDr.シーゲルと名乗ってギター講師役をやっていたのが最後。その時はゲイリー・ムーアの曲をやっていたな。生徒役で元ジューシーフルーツのイリアだったっけ。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
成毛さんってすごい方だったんですね!ご冥福をお祈りいたします。
そうなのよ、やっぱりあの教則本、おまけだったけど、
後のギター雑誌などより、知った事がたくさん。
今思えば、ロックギターでありながら、ちゃんとコードワークの
説明もしているところはさすがです。
当時としては珍しかったでしょう。
フライドエッグ(Dr.つのだ☆ひろ、Ba.高中正義)の音源聴いた事あるけど、
まさにハードロック!
ジミーペイジや、クラプトン等よりも早く旅立ってしまったのは、残念。
せめて彼らが生きているうちは追っかけて欲しかったです。