あの人は今
フィル・スペクター。
折しもつい先日彼がプロデュースしたLet It Beが元の形(本当はジョージ・マーティンプロデュースでGet Backで出る予定だった)で日本では発売されたばかり。
なんか、因縁とでも言うかね…。
あ、日本以外では昨日あたりに発売だったっけ?
なんか変な推測をしてしまいそう。タイミング良すぎだもん。
偶然だろうけどね。
そういや、フィルの事を買っていたジョンとジョージがすでに他界して、ポールは彼の作るサウンドに抵抗していたことを思い出した。う〜ん、偶然にしてはフィル、あなた自身のタイミング悪すぎ。
でも、あの当時ジョンやジョージは解散直後のアルバムで彼をプロデューサーに起用している。
僕の大好きなジョージのAll Things Mast Passもまさにあの音だった。
あの音の壁と言われた重厚な彼独特のサウンド、当時は流行ったんだろうな。
ただジョージは「今となってはやりすぎたかも」などと数年前に語っていた。
良くも悪くもアクの強い音ではあるね。
ちなみに僕はまだLet It Beの再発された方のやつは、落ち着かないんでまだ買ってない。
でもかなり前にGet Back名義の海賊版で大体は聴いている。
The Long and Winding Roadは確かにポールの言う通り、オーケストラなんて大げさなアレンジじゃない方がいいと僕も思うな。何度も聴くとそう思ったりする。
こんなタイミングでこんな事件の話題になるフィル、あんた神様の怒りを買うようなことしたんじゃないの?