ありがとう

いえ、決して笑いを取るつもりでもないんです。

本日、個人的にはミュージシャン、バンドマンとして憧れだった、ジョニー吉長氏が亡くなったとのこと。

とうとうきてしまったか、そんな感じです。

おそらく私と同じ世代のロック好きな人は、好き嫌いに関わらず彼のことを知っているはず。すでに去年ジョー山中も旅立っているし、そういう時が近いうちに来るんじゃないかとは想像しておりましたが。

僕はいわゆるチャー世代というか、ちょうどエレキギターを弾き始めた頃に日本のロックシーンを見た一人であります。野音なんかでまだヘビメタやらヴィジュアル系なんか無かった頃。
チャーがまだアイドル的に売れていた頃に、野音で共演していたジョニーがチャーとバンドをやる話を見たしていた写真を当時見て、ワクワクしていました。それがJohnny, Louis & Char となり、その後の活動はご存知でしょう。

自分はギターなので、当然お目当てはチャー!となるのが当たり前なんですが、不思議とジョニーの存在に憧れたんですよね。あの風貌からくる雰囲気。いかにも70年代っぽい粋な感じが堪らなかった。

彼がドラムを叩きながら、歌を…というより、歌をやってドラムもやる。

それが良いのです。変なテクニカルに走るわけでもなく、音楽・曲・歌があってのドラムというところが。彼が歌いながらブルース系の曲をやるときの歌と、それに伴って盛り上がるドラミング。

あれ、あれなんですよ、大好きなのは。カッコイイ!粋なんです。

そんな彼ですが、若い頃から波乱万丈、破天荒。そんなイメージもあります。聞いた話では元奥様のマリさんと最後はヨリを戻していたみたい。ホッとしました。

人生としては、もっと長くあってほしい人ではありましたが。

僕のミュージシャンとしての師匠ともいえる人が一人、でも家族に見送られて、粋に旅立って行きました。ありがとう、ジョニー!

合掌、ジョニー吉長

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