なんでだろ?
10年前の震災の時にも湧いてきた、俗にいう『陰謀論』。
こういうのを言い出したやつもアレだけど、もっとタチが悪いのが真に受けるやつらだな。
メディアが信用できないと言いながら、さらに信用できない個人や怪しい団体のいうことは簡単に受け入れる。
こういうのはなんでだろ?
暇な時(多いけど)に考えるんですよ。
たまたま読売のサイトにそんな記事が出てたんで。
いや読売新聞の情報なんてまだ信じてる、本当にバカで残念な人だな…なんて言い出すんだろうな。
僕が疑問に思ってるのは最初に書いたように、
- 一般メディアが信用できないと言いながら、さらに信頼度が低い情報を無理やり探して信じ込んでしまうこと。
- 普通にマスクなどしている人に公然と訴えること。度胸がない奴は身内だけに訴えるとか。
僕ね、思うんですよ。色々なところで陰謀論を見たりするにはするけど、どれも信用するに値しないものばかり。そういうとこの、Webサイトの作りや文章も人に理解してもらおうというより、自分のための承認欲求に思えてならないんですよ。
おそらくこういう文章とか書いたりするやつって、頭はいいんだろうなとは思うんです。
その個人が何かしらの理由で、世の中に対して劣等感や「自分は本来こんなとこにいる人間じゃない」みたいな勝手な不満を持っているんじゃないかと。
何かしら世に知らしめたいという想いからくる行動なんじゃないかと推測するんです。
そしてそれを真に受けるやつというのは、単に今の状況から早く抜け出したいとか嫌だと思っている連中が都合のいい否定材料をネットで探して周りに訴えると。
これにもその人の承認欲求も含まれてる場合もあると思いますね。
ただよーく見てると、この陰謀論の内容も微妙に違っていたりして面白いといえば面白い。
今のワクチンのことなんかも、接種がだいたい行き渡ってさらにコロナが収まってくる頃には誰も言わなくなるんだろうなと。
あの10年前の震災が人工地震だとか言ってたのと同じパターン。
正直言ってね、一般メディアも100%信用してるわけじゃない。新聞社によっても違ったりするし、大体見た上で自分が信用できそうにないものは見なかったことにすればよろし。
そうやってれば大体の方向は見えるものですよ。
人は知らず知らずのうちに自分が不快な情報を避け、生きづらくないように解釈するくせがある。
今の日本はコロナ禍の収束が見通せず、不安や不満が高まっている。生活が苦しくなっている人も多い。そんな状況で「黒幕によって仕組まれた」「我慢しなくていいんだ」という誤ったストーリーに飛びついてしまう人が増えてもおかしくない。
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