お調子者の宿命
「調子に乗る」。
過去、色々な物語や歴史の話などでも、王朝が栄えて滅んでいくことが幾度もありました。全てに共通するのは最後は寂しい結末。なかには結果に関係なく遺産として残るものもありますが、そのほとんどは土に戻って行くだけ。
いきなり大げさな話のフリですが、人間は生まれてから最後には死ぬわけで。それはある一人の大きな「起承転結」とも言えるかも、なんて思うから。お母ちゃんのお腹から出て来て、最後に息を引き取るまでの間が一つのウェーブなんだと。
故に、人間は起承転結が無いとつまらないと感じる生き物なんだろう…。起承転結が全く感じないまま終わる人なんていないはずだから当たり前なんですが。
ただ時にそういうなにか「盛り上がって来たな」という感覚は、前述の歴史の話ではないけど、すぐに終わって寂しい結果になったりすること、ありますよね? まあ実際そうとわかっていてもどうにもならないと、先に進んでしまうわけですが。
正直、そんなことをイチイチ覚えていられないのも事実。その中で周りの影響はどうだったのかなぁ?なんて考えると、けっこう迷惑かけていたり(^^;。
「調子に乗る」のが人間の宿命ならば、せめてその瞬間ごとに学ぶべきなんですかね。それそのものはいつかは終わるものなんだから。