イランの災害

甚大な被害、“地震の巣”対策の遅れが背景に

イランの地震災害は、建物などの地震対策が思うように進んでいなかったことで、同じ地震国の日本よりも被害がひどいらしい。
正直、イランが地震の多い国だとは全然知らなかった。
古い歴史的な建物があって一般住民の住居もレンガを積み上げたような作りが多い国。観光で行った人には異国情緒があってよかったのかもしれないが、災害対策という側面で見ると、それがアダとなって対策が遅れていたみたいだ。
対称的に、同じ地震国の日本ではそれなりに建築物は対策が立てられているが、新しい建物ほど見た目が日本らしい建物は少なくなってきているのが現状。一部場所によっては区別がつかないほど同じような建物が並んでいるところすらある。
それぞれの国らしい景観、建物を保とうとすると、災害対策等に対応するための金がない。金をかければなんとかなるんだろうが、一般庶民にはそこまでお金を捻出できない。
今後、イランの建築物がどうなっていくのかな?日本の(特に都市部に近いところ)ように周りの景観に合わないような建物が増えて行くのだろうか?それとも、災害のリスクをしょってでも昔ながらの造りの建物になるのかな?
これは国が資金面の補助などをしたうえじゃないと、なかなか進まないかも。
できることなら昔からの文化的な景観を維持しながら対策が行われることを願います。
もちろん、その前に今回の地震によって被災している方々への支援が早急に行われることは言うまでもありません。

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