離れて思うこと
大人になって独立して生活を始める。誰にでもあることですね。それまでは親に守られて生活していたものが、大きく変わる時です。
もちろん僕にも、そんなときがあったわけですが、自分から出たというよりは、気がついたら家から出てしまったみたいな感じでした。
都内に部屋を安いアパートを借りて、生活用品なんかもほとんどない状態から始まった頃。ふと思うことがありました。
それはやはり親の元にいたときの生活との対比。
なんだかんだいっても、母親は偉大なんですよね。たかが洗濯ひとつとっても、なかなか大変だと気づいたときに、おふくろのことを思いだしていました。
その時、僕の母は北海道に行ってしまって、簡単には会えるような距離でもなかったため、余計にそう感じたのかもしれません。
あれから何十年か経って、お互いそれなりに歳をとって。
会うと自分のことばっかり喋りまくり、人の話なんて聞かない母ですが(笑)。
これからまだおもしろい人生を、お互いに楽しみたいな。
親孝行といえること、どれだけできるかな。