ガリガリっ!
さて、昨日の続き。
土曜日の練習はとりあえずピックアップのケーブルを剥き出しのまま、音をスタジオで出してみました。座って弾くスタイルとはいえ、やはり剥き出しのケーブルを気にしながらは大変。ちゃんと加工工事をしなければならないけど、店に持って行ったらいくら取られて、時間もどのくらいかかるのか…。
なんて考えていたら、なんとハワイアンで一緒にやってくれているF君がいるではないか!
ブログ馬鹿書道
http://blog.livedoor.jp/bakasyodo/
彼は色々な楽器を自分で改造したり、自作したりできる人。俺が最も不得意としている分野を楽しんでやってしまう、なんとも頼もしい存在なのですよ。
そして昨日の午後。電話をすると、時間があるとのこと。
「どのくらいでできるかなぁ? できれば来週末のライブでつかいたいのだけど…」
「んー、まぁ30分くらいでできるんじゃないすか?
たまたま近所(電車で一駅)なので、即決。すぐに彼の自宅工房(笑)に行くことに。そして初めて部屋に入ると、想像よりもはるかにマニアック。昔のミシンのような感じの見た事もない機材が。もう職人の部屋に来たかのよう(^^;。
本人曰く、ドリル等で出た木くず等を換気扇で外に出せるようにしている、とのこと。おお、よく見るとビニールの脱出シートみたいなものが外に出ている。本気だ(笑)。
逆にこうなると、こちらは安心ですわ。早速ギターを出して始める事に。
ところが穴をドリルで広げている最中にあることに気がついたらしい…。
「これ、けっこう厚いですよ」
そう、俺もしらなかったけど、ワイゼンボーンというギターは通常のギターのようにネックに芯棒が入っていたりしないので、サイドの部分で強度を保っているらしい。つまり今、穴をあけている部分の厚みが普通よりもけっこうある、ということなのです。
ガリガリっ! ゴォ〜ッ!
買ったばかりの気に入っているギター。頼んでるとはいえ、
正直、不安は隠せない自分…。
でも、そんなことでも動じずにF君、黙々と工具を変え作業を続け、無事にケーブルを通すことに成功! その場でサウンドチェックもしてお見事です!
これ、普通に楽器屋に持って行ったら下請けのリペアショップなんかに回されて1週間くらい待たされるんだろうなぁ。
彼は「すいません、30分なんて甘かったです」と言っていましたが、とんでもない。彼の飲み代のツケをチャラにしてあげました(笑)。
そんなわけで、今週末、ライブです。今回のライブでこのギターを使います。
どこで? それは…。
明日。