矛盾するけど
普通ならそろそろ花見シーズンの事を考える時期ですね。今年はさすがにそんな話をする人はあまりいませんが、それも致し方ない。
Twitterを見ていると、自粛、自粛となんでもかんでもしてしまうのは、どうかと思うという意見も多数見られます。
もちろん、それもそう思えるところもあるし、日本全体がさらに閉塞感に包まれるのはどうかと思います。
これは非常にデリケートな問題。
なぜなら、自分が今でもチャリティーライブとかそういうものに、拒否感を感じているから。単純に言えば、「まだ、そんな時期じゃない」と思えて仕方ないのです。そのくらい大きな災害だったという事です。
そして、今でも緊急を要する場面からは抜け切っていません。原発事故も同様です。都内にいる我々自身もまだ安心する段階ではない。
そう考えると、やはり仕方ないのかなと。残念なのはやまやまですが。
ただし、大っぴらにではなく、例えば仲の良い身内的な友達とかで、静かに春を感じたり、そして、さらに幸せを感じたりということは、大いにけっこうだと思います。
矛盾しているかもしれませんが、先述のように閉塞感ばかりではやっていけませんから。被災してないのにガックリしてしまうのも考えもの。
次の行動のために少しずつは始めても、と考えます。
イトガさん、感覚的にはそうなんですよ。セッション行ったり、ライブやってる人のことは
全然否定しないけど、自分としてはそういう行動するのに今はまだ抵抗感があるんです。でもそれを乗り越えていかなきゃいけない時期が来ることはわかってます。
今、この状況で、今回の災害のことを全く知らない人はいないはず。
だからチャリティーの一つの意味として、「世の中に災害の事実を知らせる」意味はないはずなんです。
とすれば、被災者の方々のためにとにかく募金を集めるしかない。
何歩か譲ってチャリティーライブなどをやるなら、とにかく著名な人で、人を集められる人がやるべき。おそらく少しは売名行為も入るだろうけど、募金を多く集めるという意味はあるから。
少なくとも地味に音楽が好きでやっている人は、復興の時まで待って落ち着いた頃にやればいいと思います。後々必要になるわけだし。
そして、まずは寄付したりというところですよね、今必要なのは。