ある意味正月らしい
ごく普通の正月を送っています。
この「ごく普通の」というのはほんの五年くらい前には考えられなかったことなんです。
家族がみんな集合して、まるでサザエさんの家のような団欒みたいなものは無縁な感じで何十年もきてましたからねぇ。これに関しては感謝しかありません。
ちょうど今の状況というのは、昔に中学くらいの頃に感じたことと似ているかもしれません。
ギターをやり出し、その前から篭ってビートルズのレコードを聴くことが大好きだった頃。家族の団欒のありがたさということは正直あまり考えず、好きなことに没頭したい気持ちがすごく強かった頃。
そりゃね、家族がいたらなかなか好きなことばかりもできないのが普通です。当時は思春期ということもあり、結構イライラしていたのかもしれません。
その頃から随分時間が経って、また今同じような状況ではありますが、感じることは似ていても、考えは自分でも柔軟になったかな、とは思います。
そしてこういう時間の中に、何かのヒントがあるような気がしています。はっきりはしませんが、見ようとしなかったことに、気づかなかったことがあるのでしょう。
そんなことを色々考えながら、オッドとお散歩をする正月。まんざらでもありません(^^)。